2019.12.10

木のこと

木のこと

ビスタヴィレッジでは、家と家、お互いの敷地に木(樹木)を植え、お互いの視線の先に一本の木があり、それも景色の共有として考えます。最近では、お隣さんが庭を作っていないけど、私たちは作ってもいいの?なんて思いをされる方も多いようです。その多くは、落葉樹からなる落ち葉の処理をどうとらえるか、にあるようです。たとえ常緑樹でもまったく葉が落ちないわけではありません。お互いを尊重するという共有意識をあらかじめ、持ってもらいます。実はこの尊重が、たとえ家族でも人と人が円満に暮らすための失われつつある、ひとつの気持ちなのです。尊重すれば、相手の話もじっくり聴くことができます。また「聴く」ということは「尊重」を具体的に示すための行動だったりもします。ごく自然な「人々の暮らし」にビスタヴィレッジは、寄り添いたいと思っています。

自然を尊重すれば地球は人にやさしい。また木も人にやさしい。
夏場は気持ちの良い木陰で温度の上昇を抑えてくれ、また春や冬には、季節の野鳥が訪れ、囀りも聞こえてきます。大量とまではいきませんが、二酸化炭素の排出量も抑えます。何より成長による生命力を与えてくれる植物は、人を穏やかに心地よくしてくれます。剪定や手入れも必要ですが、あまり手のかからないものを選びます。日興ホームでは、今後、ガーデニングに関するワークショップなども検討していますので、そんなことも楽しみながら暮らしていただければ、と思っています。

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